莉々菜の家の前には、莉々香が涙をながして座っていて、隣にはおじさんがいた。

え、。まさか、莉々菜が……!?

俺は真っ先に、莉々香の方に行き、問いかけた。


莉々香は、真っ赤に腫れた目で俺を見た。

「お、にい、ちゃん……。お、ねえ、ちゃんが、……。」
いやな予感が的中してしまった。

莉々香に聞いても無理だろうと思い、俺は、莉々香の隣にいた、おじさんに聞いた。