宙に込めた想い

「え?頭痛いの……!?」

私は、小さく頷いた。

「分かった!今すぐ、お母さん呼んでくるね!」

莉々香が、階段を早く降りる音が聞こえる。

はぁ……、はぁ……。

頭痛は一向に治まらない。

そして、今見ているものがぼんやりしてきて……

私の意識は途切れてしまった・・・。