宙に込めた想い

私は、笑顔で大輝にお礼を言った。

そしたら……、

ん……?

大輝の顔、赤くない?

「大輝、顔赤いよ?熱ある?」

私は、大輝の顔をのぞきこむ。

「い、いや、なんでもねーよ。早くやるぞ。」

「……? はーい。」

私は、大輝の顔が赤い理由が全く分からずに、宿題のプリントをテーブルに出した。