今日は、始業式だからもう下校になる。



「気をつけて帰ってね。さようなら。」



「「「さようならー。」」」



私は、鞄の中に筆記用具などを入れ、鞄のチャックをしめた。



そして、菜穂先生のところへ向かう。



「菜穂先生!」



「あら、水瀬さん。どうしたの?」



「奈穂先生の、歴史の授業楽しみにしてます!」