宙に込めた想い

「次は、皆野さん。」



奈々は、名前を呼ばれ、立ち上がった。



「皆野奈々です。…、部活は、バドミントン部、す、好きな教科は、数学と英語、、き、嫌いな教科は、技術、国語で、す。よろしく、お願いします。」



奈々は、緊張してて、言葉がガクガクだった。



あははー、おもしろい!!



「奈々、お疲れ様!緊張してて言葉ガクガクだったね。おもしろかったよ!」



「私、自己紹介大嫌いっ!一年生のときだけでいいのに!皆、私のこと知ってるのにさ。やる意味ないよね!」



そのことば、何回聞いたのだろうか。