宙に込めた想い

莉々香がつくってくれた料理は、なんでもおいしい。

俺たちは、カレーを食べ終え、今、片づけをしている。

「奈々さんの旦那さんも休日出勤なんて大変だよな。」

俺は、奈々さんたちの話をしていた。

「そうだね。でもさ、旦那さんが休日まで休まず働いているから、自分もがんばんなくちゃって思ってるかもね。」

「それもあるかもしれないな。」

夜ご飯の、片づけが終わり、俺は子供たちと一緒にお風呂に入っていた。