宙に込めた想い

すっきりしたー。

俺は、目を洗い終わって莉々香のいる台所に戻った。

「ただいま。」

「ふふっ。おかえり。」

俺が、台所に戻った頃には、ご飯ができあがり、テーブルに並んでいた。

俺、手伝うって言っときながら玉ねぎを切ることしかしてなかった。

莉々香、ごめん。

「大志くん、食べよう?」

「おう。莉々香、手伝うって言っときながら、