宙に込めた想い

「じゃあ、私、ご飯の準備するね。」

「おう。」

莉々香は、台所にご飯の準備をしに行った。

俺も、莉々香と一緒につくるか。

……、ちゃんとできるか分からないけど。

「莉々香、俺も手伝うよ。」

「ありがとう。じゃあ、野菜切ってもらえるかな?」

「おう。」

俺は、まな板と、包丁を持ってきて、自分のところに置いた。

「大志くんは、玉ねぎで!」