宙に込めた想い

大輔と、莉子は俺たちを置いていき、走っていってしまった。

俺たちは、行ってしまった二人を追いかけて、やっと捕まえた。

「二人とも、ほんとに元気だね。」

「だな。でも、元気があると俺たちも励まされるからな。」

「そうだね!」

そんな話をしていたら、公園に着いた。

大輔たちは、さっそく遊んでいる。

あの二人はとても仲が良い。

今だって、2人で笑いあって遊んでいる。

懐かしいな。

昔、兄ちゃんと、姉ちゃんと、莉々香と、俺で遊んでいた。

この公園で。