宙に込めた想い

私は、部屋を出てお母さんのあとをついていく。

お母さんが向かった先は、お姉ちゃんの仏壇がある部屋だった。

なんで、ここに?

私の頭の中は、?マークでいっぱいだった。

「りか。これを見て。」

お母さんが、手に持っていた紙袋を私に渡した。

私は、紙袋を開き、中身を見た。

その中に入っていたものは、女の子用の服だった。