もう、この世界には私の親友はいない。

瞳を閉じ、一生の眠りについた。

私は、ずっと泣いていた。

莉々菜。

私は、これからどうすればいいの……?

親友がいない学校なんて、つまらなかった。

これからずっと、そんな学校生活が続くなんて、思ってなかった。

この世界から、莉々菜がいなくなることも。

思いたくなかった。

それは、おじさんたちや、莉々香ちゃん、神宮くん、花菜ちゃんだって、思いたくなかったはず。

莉々菜。

これから、どうしたらいいのか教えてよ。