ふふっ。

お姉ちゃんらしい可愛いサインだね。

次に、お姉ちゃんからの手紙を読み始めた。

ー莉々香へー

この手紙を読んでいるってことは、私は、この世界からいなくなったのでしょう。

私は、自分が、いなくなることを分かっていたので、この手紙を書きました。

莉々香、あのときは、恋の相談を聞いてくれてありがとう。

それも、私の大好きな星宙の下で。

あれが、最後の相談だったね。

私的に、もっと相談したかったなと思っています。

でも、私は、莉々菜に恋の相談をして良かったと思う。

聞いてくれて、ありがとう。


莉々菜は、よく私に歴史が分からないと言っていたね。

歴史はね、面白いんだよ。