「奈々!!久しぶりー!そこの、いすに座っていいよ。」

奈々は、言われたとおりに、病室にある丸いいすに座った。

「莉々菜、入院生活はどう?」

やっぱり。聞かれるだろうと予想していた。

「最初は、寂しかったけど、今は寂しくないよ。西山さん、あと隣に来た女の子が、いるからね。」

「そっか!良かった!こっちはね、莉々菜を好きな男子たちが寂しがってたよ。」