宙に込めた想い

「了解」

私は、大輝が指差したお菓子の端を掴みかごの中から出した。

大輝が選んだのは、チョコだった。

昔からチョコが好きだった大輝。

今も変わらず、好きなんだね。

「それじゃー、莉々香の部屋に行くか。」

「うん!」

私たちは、注いだジュースと、チョコのおかしを持ち、莉々香の部屋へ向かった。

莉々香の部屋の前に着くと、ノックをして、莉々香の部屋へ入った。