宙に込めた想い

「大輝ー、何食べたい?」

お菓子がありすぎて、何を出していいか分からなかったから大輝に聞いた。

お母さんに、大輝たちが来ると言ったらお菓子を買ってくれた。

色々な種類がある。

「んー、まず何があるんだ?」

大輝は、注ぎ終わり量が減ったジュースを冷蔵庫に戻し、私のところにお菓子を選びに来た。

「あ、俺、これがいい。」

大輝は、食べたいお菓子を指差し、私にそう言った。