宙に込めた想い

「はいよー。莉々香は、ベッドに座っていいよ。」

そう言い、莉々香をベッドに座らせ、ベッドに座っていた私は、莉々香と向かい合うようなかたちで話したいから、勉強机と、セットになっているいすに座った。

「それで、話ってなにー?」

莉々香は、ウキウキした状態で聞いてきた。

「うーんとね、私ね、大輝と付き合うことになりましたっ!」

私は、そう言うと、莉々香は、拍手をした。

「お姉ちゃん、おめでとう!良かったね!」