宙に込めた想い

スカートか、ワンピース。

どっちにしよう。

私は、悩んだ結果、ワンピースにした。

そのワンピースを着て、朝ごはんを食べに自分の部屋を出て、階段をおり、一階に来た。

「あ、やっときたわね、りな。」

お母さんは、お父さんがご飯を食べ終わった食器を片づけていた。

莉々香は、あと少しで食べ終わるところだった。

「ごめんごめん。」

私が席に着くと、お母さんはご飯を準備してくれた。

「いただきまーす。」

私は、今日も病院からのご飯を食べる。