宙に込めた想い

「やった!嬉しいな!」

大輝にも、会える!

「お姉ちゃん、お兄ちゃんに会えるのが嬉しいんでしょ?」

あははー、思ってること見抜かれちゃった。

女の勘っていうやつかな。

「まあ、ね。」

「ふふっ。じゃー、またあとで!」

「はーい!」

莉々香は階段をおり、一階へ行った。

今日着ていく服どうしよう。

彼女になったから少しでも大輝に可愛いって思われる服を着ようかな。