「それと、もう一つ、言いたいことがあるんだ。」

「はい、……。なんですか?」

「莉々菜が、意識を、取り戻どしたんだ。記憶も、ちゃんとおぼえている。」

「ほんとですか?良かったです。」

意識が戻ったのは嬉しいことだか、余命の