宙に込めた想い

莉々菜は、もう少しで、いなくなっちまうのか?

まるで、そんなことを言っているように感じた。

「莉々菜の、余命は……、4ヶ月……と、言われたんだ。」

「え……?よ、4ヶ月……?」

短っ。は?たったの4ヶ月?

「うそじゃないんですか?」

俺は、信じられなかった。

信じたくなかった。