宙に込めた想い

今の時刻は、午後の1時。

俺は、隣の家に向かうため、その準備をしていた。


ーピーンポーン……。

「はーい、あっ、大輝くん、こんにちは。」

「莉々香、ちわっす。」

俺は、莉々菜の家のインターホンを鳴らす