「お姉ちゃん……と、あと、1か月……しか、いら、れないの……?」

お父さんは、うつむき、「そうだ」と応えた。

「私、もっと、……お姉ちゃん……と、一緒に、……、いたいっ……、のにっ!」

りかは、泣きながらも、声を出し自分の気持ちを私たちに、伝えた。

「いやっ……。いやだっ……!!」

りかは、車の中で泣きじゃくった。