君と…

「おいしかったねー!」食べてからも

話していると外は暗くなってしまった。

「よし、帰ろっか。」私の家と千紗の家は

1駅しか離れていない。

千紗の方が一駅前で降りる。

電車の中でも話しているといつのまにか

千紗が降りる駅についた。

「あ、じゃあね梨愛!」と言い降りていった。

音楽を聴きながら電車に揺られていると

自分が降りる駅についた。

「一緒のでんしゃだったの?!」と後ろから

声をかけて着たのは兄の雄輔(ゆうすけ)だ。