空の下で

バルーンに水が入れられていく。


「痛い……痛い……」


最後にお腹のところで固定された。


違和感しかない…


気持ち悪い……


「もう自然にトイレ出るからね」


コクりと頷く。


「なら検査の続きしよっか」


再び胸にクリームを塗られて、小さな機械を翔が持った。


少したって、あったかいタオルで体を拭かれた。


「柚姫……多分明後日まで入院してもらうかもしれない」


そんなに悪いんだ……


あと話があるからって、それまで寝ててって言われた。


そのまま車椅子に乗せられて、部屋につれて行かれた。


ベッドに寝転ぶと、きょうの疲れからかすぐに寝れた。


カテーテルが痛くて目が覚めると6時だった。


結構寝たなぁ……


「柚姫!起きてるか?」


ふと気づくと横に翔がいた。


「どう?調子」


「カテーテル痛すぎる……」


「んー、もう少し我慢かな……」


「ううう」


「あ、ちょっと移動するね」


車椅子に乗せられて、相談室に入った。


さっきも感じたんだけど、車椅子に座るのが一番厳しい……


そして、ベッドに寝かされた。


ベッドの前に、椅子が二つ……?


二つ??


「おう、柚姫」


「お兄ちゃん」


その後から翔も来た。


「あのさ、早速なんだけど、少し仕事休まないか?」


「やだ」


「まだ分からないけど、はっきり言って心肺停止になったあの頃と同じぐらいの状態だぞ?これ以上体に負担かけたら……いつ何があってもおかしくないぞ?」