空の下で

「ゆっくり楽に呼吸してね」


そう翔に言われて、検査を受けていた。


翔は少し唸って、


「今気分悪いとかない?息苦しいとか、めまいとか……」


あ、確かに少し吐き気があるかも……


あと、ちょっと揺れてる感じかなぁ……


「少し吐き気とめまいがあるかも」


「ちょっと瀕脈が出てるんだ……」


「……」


「ちょっと少し安静にしていようか。」


そういって、雪が私の体をあったかいタオルで拭いてくれて、服のボタンをしめて、寝転んだ。


なんで自分ってこんなに弱いんだろう……


なんで……だらう……


「ちょっと心配だから、点滴するね。あと、そこの部屋にいるから、息苦しくなったらすぐ呼んでね」


また迷惑かけた私……


どこまでかけるんだろう……


ちょっと……トイレに行きたい……


「ん、翔……」


「どうした?苦しい?」


「トイレ……行きたい」


んー、と翔は考えた。


「今は安静にして欲しいんだよなぁ……あと、今のままだと大きな発作を起こしかねないから、カテーテルでもいい?」


か……カテーテル!?


「翔が……やるの?」


翔はちょっと恥ずかしすぎる……


「……なら雪にやってもらう?」


「……うん…」