空の下で

すると、合わせかがみを後ろにかざしてくれて、


「どう?これがおすすめなんだけど……」


肩上で綺麗に切りそろえられていて、いい感じだった。


「器用ですね!この髪型で大丈夫です」


「ありがとう。似合ってるよ?」


「ほんとですか?ありがとう!」


それから、すこしカールアイロンで巻いてもらい、無事終わった。


「また来てね!あと、お大事に」


「ありがとうございます!」


そのまま家に帰って、夜ご飯を作った。


フラッとして、気づくとまた目の前に床……


ピンポーン


と鳴って、立ち上がろうとすると、


うまく体に力が入らず立てなかった。


「あっ……えっと、柚姫入っていい?」


「お兄ちゃん……?いいよー……」


「ちがう……翔だよ」


「か……かけるさん……?ど……うぞ」


翔さん!?


こんな状態見せられないよ!


ほら自分、しっかりしなさい!!


薬は電話の下に入れといたから、バレないでしょ……


ゆっくり立ち上がって、なんとか壁から離れた。


「大丈夫?体調……こないだ話せなくてごめんね……」


「大丈夫です……あの、トイレ行ってきていいですか?」


「うん、大丈夫だよ」


急いでトイレに行って、ホルターを外した。


かゆいし、バレたくない……


後でつけるから……