そのままお風呂に入って、ホルターをつけて、ご飯を食べた。


「何回ぐらい出たんだ?発作……」


「2回か3回かなぁ……忘れちゃった」


「再発は厄介の極まりだからなぁ……まだ程度がどのぐらいかわからないけど、またいずれは手術しないといけなくなるかもな」


「今すぐ……?」


「早いほうがいいけど、お前も病院入ったばかりだからいやだろ?」


「うん……」


「だから、もう少し様子見よっか……でも、なんかあればすぐ来いな?あと、暇があれば柚姫んち行くからね」


「ありがとう……」


ご飯を食べ終わると、すぐに布団に入らされた。


「今日は寝な。明日家に送ってやんよ」


「でも車……」


「そっか……ならほんと寝なきゃじゃん、明日安全運転してかえらないといけないからな。」


「うん、わかった」


「おやすみ、早く元気になれよ」


そういってお兄ちゃんは部屋から出ていった。