空の下で

「手術…?」


「うん…」


手術しなきゃいけないぐらい、私の心臓悪くなってるんだ…。


「できたら早めに決めてもらって、早めにしたい…」


「そんなに弱ってるんだよね…」


翔は私を見た。


「執刀は俺がする。でも、成功率はそんなに高くないんだ。」


「知ってるよ、何するかとか、私わかるもん。5%前後ってことだって私…分かる…」


興奮しすぎて、動機が起こる。


これが弱くなっていってる証拠なんだ…分かってる…やらなきゃいけないって…でももし仮に私が死んで、手術失敗ってなったらどうする?


翔に一生傷が残るんだよ…


それなら…今このまま死んだ方がましだよね…


「翔…私手術しない…」


「柚姫……?」


「いい、私このままでいい。自分を信じたい。まだ生きれるって」


「手術しないと……お前の心臓…持たないぞ……」


「っ…」


目から涙がこぼれ出た。


分かってる。


今すぐしないともう自分はもう死ぬんだって。


「ごめん…こんなこと言いたくないっ…けど、手術しないか?俺が…絶対直して見せる」


「もういいよ…翔……。もう十分幸せだった。もういいの!!私が仮に95%の人間になったら、私より翔の方が傷つくことになるじゃない!!私の…ハァ…せいで翔がッハァッ…傷ついてッハァ……欲しく…ッハァ……ないの…ッハァ……」