「ご卒業おめでとうございます」 名前の知らない下級生が ぞろぞろときなりのまわりに 集まってくる。 「あの‥校章ください!」 「クラスバッチ!」 「あたしネクタイほしいです!」 女の子やら男の子やら きなりのものを求めてくる。 「あ‥どぞ」 きなりは適当に渡し 木内の所に行った。 「大変だったね」 彼はきなりをみるなり笑った。 「助けてし!」 「はは、ごめんごめん」