「ええ!?」


彼女が驚くのも無理はない。

きなり達は学校中が羨む
仲良しカップルだったのだ。



「あたしが‥堅いのかな‥」


「え?」

きなりの言葉に
愛子は首をかしげた。



「愛子お〜‥」




「今日泊まってく?」




きなりは黙って頷いた。