僕は藍を捜して、町中を駆け巡っていた そこで、人混みの中こいつを見つけた こいつは僕を見ていたのだ 俺がこいつに気づいたとたんに、踵を返し歩きだした まるで、ついてこいと言っているようだった だから、僕はそれに従った ついていけば、藍を見つけられるような気がした。 こいつが入ったのは小さなカフェ カフェの中に入り、個室になっているVIPルームに腰掛けた 僕と奴は向き合って座り、今に至る