嘘猫がひょこっと顔をのぞかせる



「葉瑞が電話にでねぇって嘆いてんぞー」




「ふふっ。盗聴なんて趣味の悪いことはやめた方がいいんじゃなくて?」




「俺がただの暇つぶしでDRAGONにはいってるわきゃねーだろーが」





「そうなの、で、あなたはなぜここにいるの?」



そう問うと嘘猫は頭をポリポリとかく







「…………べつになんでもいーだろ」







「私、nightmareのところへ行くの。ひまじゃないのよ」







「じゃあ、俺も行く」