床には赤に染まったナイフが10本ころがる そのナイフの長さは全てバラバラで形も様々 全部、捨てる 捨てると言っても普通に捨てれば大騒ぎになる まあ、この闇の中には掃除屋みたいなものがいるとだけ理解しておけばいい ベランダに置いておけばいつの間にか消えてなくなる そんなナイフたちを横目に、私はある部屋に入った