「……少し席を外しましょうか」 そう言い、潤と兄がたちあがる それに続いて桜ノ宮 龍二さんもたちあがる 「ハッハ、あとは若いもんどーしっていうわけですな」 そう言い残して、3人は別室へ出ていった その瞬間、紫雨が私に近づく気配を感じる そして、私を力強く抱きしめた、 「亜李朱。待たせたな。」