「は?てめぇ、誰の女といちゃこらしてやがんだよ」 「あ?これのどこを見ればいちゃこらなんだよ。」 「紅里さん、倉木社長がお困りですよ。」 「あー、我が妹よ。なんで俺にだけ厳しいんだよ。それに、俺だって社長よ社長。」 「紅里さん、何しにこられたんですか」 「あ?あー!愛しの我が妹と遊ぼうかと思ってよ!ほら!服も持ってきたから出かけよーぜ!」 「なにいってんのよ、きもちわるい」 ここ3年で私と迷斗は兄弟らしくなった。