亜李朱は刻々と時が過ぎていく中眠り続けた 彼女の傍に親友はずっと寄り添っていた 迷斗は両親をやったあの日から一度もここへ来ることは無かった それは、亜李朱が目覚めた時も同様だった 目覚めた亜李朱は大量出血が原因なのか、それとも精神的ショックからなのか、記憶がほとんどなかった それに加え、感情も気薄になっていた 闇医者の元で匿ってもらっていた2人は亜李朱が目覚めたことにより出ていかざるを得なかった