2人は何日も何日も計画を練った でも、その計画はなんの意味もなさなかった…… 親友が迷斗の家に訪れた日 その家は不気味な程に血でぬれていた 親友は彼女が玄関先で倒れているのをみて震えた 彼女の髪や瞳と同じように彼女の周りにはその色での水たまりができていた すぐさま彼女の脈にふれた 幸いなことに微弱ながらまだ脈はあった 迷斗が廊下の奥から出てきた 彼の手には包丁と貰った拳銃が握られていた