私は嘘猫に手を伸ばす








そっと優しく包み込むように







そっと……








「俺は、お前を知りたい。だから、俺を突き放さないでくれよ。お願いだから、」











光が、DRAGONのみんなが







嘘猫を、私を変えてしまった








闇にさまよう私たちに光の線路をひいてくれた








「嘘猫。一緒についてきて」








「ああ、」








私たちはそれから一言も話すことはなかった