暗闇のアリス second story [完結]







まさかの、練習台だったとは、










「まあ、あわよくばって気はしてましたけど。そんな隙は全然なくて。

まさか、僕が打ってるって気づいてたなんて。凄いです。


僕は10からこの世界に入りました。







お2人はいつからなんですか?」







無垢な瞳が私たちを捉える









「俺は、12の時だったかな?孤児院抜け出してここにきたんだ!」











「そうなんですか!ぼくと、あまり変わりませんね!」
















そうやって、ふたりはきゃっきゃとはしゃぐ







私は……










なんでだったかな?