走っている先には、塾帰りの愛奈がいた。

私は、愛奈に向かって走っていった。

「愛奈ー。」

それを気づいた愛奈がこっちを向く。
 
「おー、夏空、どうしたの?」

事情がよく分からない愛奈。

私は、さっき起きた事を説明した。

すると、愛奈が
「手袋おばさんってやっぱりいたんだね。嘘だと思ってた。」って言った。

私は、後ろを見る。

手袋おばさんは、もういなくなっていた。

私は、不思議な体験をした。

私は、次の日、和樹に昨日の出来事を話した。

和樹もいるなんて思っていなかったらしい。

そして、学校中の人に広まった。