えーーーーーーーーー!!!!
顎が外れるかと思った。
涙目で、ナッチにすがる。
「う、う、うそ…っ! いつ!?」
「こ、今月の26日…っ」
「にじゅうろく…!」
あと18日しかない!
それに………、あたしの今月のお小遣は…。
(春休みの勝負下着に………)
使ってもいないのに、消えていた。
「あ、それなら俺、チョーいいバイト知ってる~!」
ざめざめとキノコを生やすあたしに、安川くんが手を挙げた。
「俺もやったことあんだけど、顔はバレないし、けっこー時給もいいし、可愛いカッコで出来るバイト!」
「怪しいバイトじゃないでしょうね」
ナッチが横目で見る。
「ぜーんぜん!知枝里ちゃん、どーする? やる?」
バイトなんて一度もしたことがない。
あたしに出来るだろうか。
いや、人生出来るか出来ないかじゃない。
やるかやらないかだ!
「…やるっ!!! やらせて下さいっ!!!」
安川くんに頭を下げた。

