恋愛とは奇想天外だ。 好きと言われて、自分の本当の気持ちに気付いたり、自分よりも先に友達に気付かれちゃったり。 恋って、ホントに1つじゃない。 恋してる、人の分だけ、恋がある。 だからあたしも、あたしらしく。 彼を好きになっていいのかな。 彼に恋していいのかな。 だから今は、このままで。 好きって気持ちを、喜んでいたかった。 恋することを、楽しんでいたかった。 「いーじゃん。見せてくれたって」 「ダメ!ダメ!絶対にダメーーー!!!」 それを信じていた。