キミの隣で恋をおしえて〈コミック版:恋をするならキミ以外〉




それから毎日のように、安堂くんに有野さんのことをアピールした。

習い事は何をしていて、得意教科は何で、得意料理は何で、何はかにでなんちゃらかんちゃらほにゃらら、と。


「で、今日の収穫は!?」


そして毎日、隣のクラスに呼び出されて報告会。(あたし的には説教会)

安堂くんは、ほとんど他人に興味を示さないから、あまり反応してくれない。

1日目、それをそのまま伝えたら、どつかれた。

だから今では、その日の安堂くんの表情とか行動とか仕草とかを報告するようにしている。


「……安堂くん、5時間目にあくびしてた」

「あくび…!」


あくびというワードだけで、ここまで目がハートになれちゃう人も珍しい。


(……ほんと面白い人だなぁ…)


最初はどんな性悪悪女かと思ったけど、ただ純粋に、真っ直ぐ安堂くんを好きだった。

本当に、真っ直ぐに。


「…あ、そういや。有野さんの胸のカップ数の話の時はちょっと反応してた」

「反応!?」

「うん、あれは……」