日曜日の午後 3Fリビング


蒼介「まりあ、お兄ちゃんたちさ
話があるからおいで」


まりあ「なぁに?
どうせ悪い話でしょ?
嫌な予感がする〰」

友「おいで」



蒼介「最近のまりあ見てると
可哀想な気がして。
校外学習のおねしょの心配
してるでしょ?」


まりあ「してないよ全然」


蒼介「してるでしょ?
まりあの膀胱は生まれつき小さいから
おしっこを溜められなくて
おねしょしちゃったんだよ。
ちゃんと理由があるの。
この前、熱が出たのも細菌に感染した
おしっこが腎臓の方に戻ってしまったのが理由だよ」


友「熱が出る度に導尿されるのも痛いし、
恥ずかしいし嫌だろ?」


まりあ「うん」


蒼介「おしっこの病気から卒業しようか?」


まりあ「どうやって??」


蒼介「大学病院に入院して
手術してもらおう」


まりあ「えっ!」


なんでそんな突然なの?