まりあside

夜中に目が覚めちゃった。


先に寝ちゃったはずの蒼兄ちゃんは、
もういない。


時間は3時。

おばけがでそう。

ひとりでトイレ行くの怖いな〰。

でも行かなくちゃ。




あ、蒼兄ちゃんの部屋の電気がついてる。


まだ起きてるの??


ノックもせずにドアをあけてみた。


くるりと椅子を回転させて蒼兄ちゃんが、


蒼介「まりあ、目が覚めちゃったか?」


まりあ「ここで寝たい…」


蒼兄ちゃんのベッドにもぐりこんだ。


蒼兄ちゃんの匂いが落ち着くよ。


蒼介「甘えんぼうさんだな…」

まりあ「寝ちゃったら、
お部屋に抱っこして連れて行ってね」



蒼介「はい、かしこまりました。
お姫さま★」