蒼介Side 翌朝


登校日の朝、いつも以上に
バタバタしている。


蒼介「忘れ物はない?ちょっと確認した?」


まりあ「大丈夫」


蒼介「連絡帳に もしも授業中や休み時間に
具合が悪くなったら
保健室に連れて行って下さいって
書いたから、
ちょっとでも変わったことがあったら
担任の先生に伝えてね。
給食のあとの薬ちゃんと飲んでね」


まりあ「は〜い」


久しぶりの登校で、はしゃいでいるようだ。


僕は、もう一度おでこに手をあてて
熱がないことを確認した。


蒼介「いってらっしゃい」


まりあの背中を軽く押した。


まりあ「いってきます!」



やれやれだ。



帰宅後も、発熱はみられず
仲のいい友達と図書館に行くと言って
出かけて行った。



元気になってくれてよかったー。