「ここは、新撰組の屯所です。」

なるほど無事に確保されたわけだ。

『そうなんですか…』

…やっぱりいい状況じゃないな。

『ちなみに、あなたの名前は?』

「…沖田総司です。」

この人が沖田総司なんだ、現代で伝わってる外見と全然違うな。

『そうですか、私は、結城悠真です。』

「ところであなたは異国の人ですか?」

ああ、やっぱり来るかーその質問。

『違いますよ、私は、立派な日本人ですよ?』