『ホントですよ!だから土方さんなんです!』

「なんだとゴラァ、全国にいる土方に謝れや!」

『違いますよ。貴方が土方さんなのが行けないんですよ。』

「おい!結城お前さらっと俺の存在否定してんじゃねーよ!」

『はぁ全くわかってないですね?私は存在を否定しているのではなく、存在そのものを認めたくないのです。』

「変わらねぇーよ!どっちにしろ俺の存在が嫌なんだろうが!?」

このくだらない喧嘩に終止符を打ったのは意外にも沖田さんだった。

「ほらほら、くだらない喧嘩してないで土方さんは仕事してください。悠真君は、部屋に行きましょう?」

ホントですよ、ホント土方さんは使えないなぁ。

「おい、結城お前今使えないとか思ったろ?」

『土方さんにしては冴えてますね。』

なんて会話を残して、私は部屋を出た。