悠『私は今日寝ている間に神様に会いました。そして新撰組の未来を変えてくれたことに感謝をされその後に私の元いた時代つまり未来に帰るかと言われました。』

総司さんの息を呑む声が聞こえた。そして

総「それで何て返したの?」

悠『………帰らないと答えました。私は未来に友達を残して着たけど記憶を消してもらえることになりました。』

総「でもそれって…」

悠『はいそれでも…友達より大切な人を選んだ。その人とこの後の人生を共に過ごしたい……私は総司さん、あなたが好きです。可愛げのない女ですけど一緒にいてくれますか?』

私は顔を見れなかった…そして全てを言い終わった後に総司さんの顔を見ようとしたら視界が黒に染まった。

私を包む暖かいものと上から聞こえる息で、私は総司さんに抱きしめられていることに気づいた。

総「馬鹿だなぁなんで僕のためにそこまでするの…」

口調とは裏腹に声は優しく抱きしめてくれている手の力がもっと強くなった、心なしか総司さんの声が上擦っている気がする。

悠『そりゃ好きだからですよ。こんな私のことを好きって言ってくれる総司さんが好きなんです。』

総「……ほんとに馬鹿だなぁ…嬉しいけど僕から言った告白で返事がほしいなぁ…」