「あぁ、席離れちゃったね、」

「ほんとだぁ!!ショック‼」

優希ちゃんは、廊下側の最後の列。

私は、窓側の2列目。

あぁ~‼どーしよ‼

友達できるかな?

人見知りだし…。

優希ちゃんは、もう喋ってる‼

えぇーい‼誰でもいいや!

「こ、こんにちわ!」

「えっ、」

『えっ、』ってないよ!『えっ、』って!
せっかく頑張ったのに!
てか、さっきの声男の子の声じゃなかった?
え、誰だろ?
緊張するけど、上向いてみよ‼
えぃ!



「えっ、」
う、うそ。
『皆川輝』

どうしてここに、
クラス表に名前なんてなかったはずなのに!
「どうしてここに、、いるの?」




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